henbeibi

Sunday, April 13, 2008

ASM

自動ストレージ管理機能の略です。Automatic Storage Management。

ASMオブジェクト 説明
ASMディスク 物理的なディスクパーティション(RAWディバイス)と対応。LVMでいう物理ボリュームに相当する
ASMディスクグループ ASMディスクをまとめて管理するグループ。LVMでいうボリュームグループに相当する
ASMファイル データベースインスタンス側でASMディスクグループを使ってファイル作成を依頼すると作成されるファイル。実際の領域はASMディスクに分散され、データベースインスタンス側から見ると1つのファイルとして扱われる。LVMでいう論理ボリュームに相当する


通常のデータベースインスタンスの代わりに、ASMインスタンスがASMオブジェクトを管理します。ASMインスタンスは、1つのノード(マシン)上に1つ以上必要なインスタンスです。

通常のバックグラウンドプロセスのほかに、ASMインスタンスでは、RBAL(Rebalance)とARBn(ASM Rebalancer)という2つのバックグラウンドプロセスが起動します。

プロセス名 説明
RBAL ディスクグループの再バランス全体を調整するプロセス。ASMディスクの追加、削除が行われると再バランスが行われる(ASMディスク内の領域の再分散)
ARBn 実際の再バランスのためのデータエクステントの移動を行うスレーブプロセス。ARB0、ARB1といった番号が割り当てられる。


一方、ASMを使用するデータベースインスタンス側では、通常のバックグラウンドプロセスのほかに、RBAL(Rebalance)とASMB(ASM Background)地うバックグラウンドプロセスが起動します。

プロセス名 説明
RBAL ASMディスクグループ内のASMディスクへのアクセスのコーディネートする
ASMB ASMインスタンスに接続するためのバックグラウンドプロセス。ASMインスタンス側のFG(フォアグラウンドプロセス)と通信

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