ASM
自動ストレージ管理機能の略です。Automatic Storage Management。
ASMオブジェクト | 説明 |
ASMディスク | 物理的なディスクパーティション(RAWディバイス)と対応。LVMでいう物理ボリュームに相当する |
ASMディスクグループ | ASMディスクをまとめて管理するグループ。LVMでいうボリュームグループに相当する |
ASMファイル | データベースインスタンス側でASMディスクグループを使ってファイル作成を依頼すると作成されるファイル。実際の領域はASMディスクに分散され、データベースインスタンス側から見ると1つのファイルとして扱われる。LVMでいう論理ボリュームに相当する |
通常のデータベースインスタンスの代わりに、ASMインスタンスがASMオブジェクトを管理します。ASMインスタンスは、1つのノード(マシン)上に1つ以上必要なインスタンスです。
通常のバックグラウンドプロセスのほかに、ASMインスタンスでは、RBAL(Rebalance)とARBn(ASM Rebalancer)という2つのバックグラウンドプロセスが起動します。
プロセス名 | 説明 |
RBAL | ディスクグループの再バランス全体を調整するプロセス。ASMディスクの追加、削除が行われると再バランスが行われる(ASMディスク内の領域の再分散) |
ARBn | 実際の再バランスのためのデータエクステントの移動を行うスレーブプロセス。ARB0、ARB1といった番号が割り当てられる。 |
一方、ASMを使用するデータベースインスタンス側では、通常のバックグラウンドプロセスのほかに、RBAL(Rebalance)とASMB(ASM Background)地うバックグラウンドプロセスが起動します。
プロセス名 | 説明 |
RBAL | ASMディスクグループ内のASMディスクへのアクセスのコーディネートする |
ASMB | ASMインスタンスに接続するためのバックグラウンドプロセス。ASMインスタンス側のFG(フォアグラウンドプロセス)と通信 |
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