henbeibi

Tuesday, September 26, 2006

ソフトウェアメトリクス解説(003)

Efferent Couplings
いわゆる結合度。つまり、計測対象のクラスが参照しているクラスの数であり、呼び出し関係にあるメソッドの結び付きの強さを表す指標です。
結合度が高くなると複数のクラスやパッケージ間で依存度が上がってしまうため、保守やメンテナンス、仕様変更などの対応がしづらくなります。また、設計的な観点からしても、複雑で分かりづらいものになってしまいます。

結合度を意識することにより、保守性やプログラム構造および設計の理解のしやすさを改善することができます。既存のシステムに対しては、結合度が高くなっているクラスやパッケージ間に着目し、数値を低くするように調整を行えると、結果的に保守性や設計の改善を行うことができるでしょう。

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